少林寺拳法愛知小牧道院。 ヒルトンホテル勤務30年の道院長が語るグルーミングとおもてなし

少林寺拳法愛知小牧道院では、他の道院にはない「おもてなし」というコンセプトを打ち出しています。ヒルトンホテルに30年の勤務の実績がある道院長が考える「グルーミング」と「おもてなし」を少林寺拳法に反映させるには何があるのか?を考えてみました。

「人は見た目で9割が決まる」と言われるほど、第一印象は大きな力を持っています。
ホテル勤務の経験からも、髪型や服装、姿勢などのグルーミング(身だしなみ)は、相手に信頼感を与える重要な要素です。
 
少林寺拳法愛知小牧道院でヒルトンホテル勤務30年の道院長が語るグルーミングとおもてなしとは、第一印象や身だしなみを大切にすることを「おもてなしの第一歩」と位置付けています。

道衣にアイロンをかける写真

 

道衣のほつれや汚れに気をつける

少林寺拳法愛知小牧道院道院長で、ヒルトンホテル勤務30年道院長が語るグルーミングとおもてなしについて、道衣の清潔さ(ほつれや汚れ)においは大切で、特に手と手を取り合って共に上達を図る武道教室として、仲間(同士)への礼儀でもあります。

子どもたちとの写真
子どもたちとの写真

少林寺拳法は帯の締め方ひとつにも心が表れます。
解けにくい結び方を身につけることは、修行の一環であり、自身と責任感を育てる学びの場です。
そんな中で、私自身も以前は、師匠にご指導いただくまでは我流の結び方をしていましたので、修練中によく帯が解けたりしていました。
左右の長さのバランスが合い、バンカラのような帯ではなく、キレイに整えられたスタイルで汗を流すこととは、同じ汗をかくにしても、清潔感が違うように思います。
決しておしゃれなことを全面に出すのではなく、あくまでも「清潔感」を重視していき、稽古中でも人と接しているという意識を少林寺拳法愛知小牧道院では大切にします。

同じ教区(尾張地区)でよく相談に乗っていただく一宮中部道院の北川先生は、「自分で帯を結べるまでは昇級させない」という厳格な方針を持っています。(ズボンのゴムも禁止だそうです)。
これはつまり、年少部の子どもであっても、帯を自分で結ぶことができて初めて
自己確立の第一歩」を踏み出したとみなされるのです。

自分の帯を自分で結ぶことが、自信と責任感を育て、ひいてはおもてなしの心「自他共楽」の精神につながるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です