金剛禅とは
金剛禅の教えは、生きている人間が拳禅一如のたゆまぬ修行を積み、まず真に寄り所とできる自己を確立し、半ばは他人(ひと)の幸せと社会の発展のため役立つ人間になろうというものです。
そして、人間どうしの拝み合い(尊重)と援け合い(協力)により、平和で豊かな理想社会を実現するため積極的に行動・実践していこうと説いています。
天国や極楽はあの世にあるものではなく、この世につくるべきものです。それは神仏がつくるのではなく、人間が協力してつくりださなければならないものです。
人間の心の改造と平和的な手段によって、地上天国を実現させようというのが、金剛禅の主張であり、この道を行じる私たちの願いであります。
